2020年07月31日
葬儀は人が亡くなってから執り行うことが当たり前ですが、近年では生前葬を実施する人も増えつつあります。もちろん生前葬を行っても、実際に亡くなった時には火葬式をする必要があり、中には一般的な葬儀を執り行う遺族もいるので故人ときちんと話し合っておく必要があります。
生前葬をする意図は人により様々ですが、大半の人が自分の口から別れの言葉や感謝の気持ちを伝えておきたいという理由ではないでしょうか。本当の葬儀は当然亡くなった本人は自分の口で言葉を伝えることができないので、今までお世話になった人に直接気持ちを伝えておきたいと感じた時には生前に行う必要があります。
まだ亡くなっていない段階で元気な間に実行すれば、しんみりした悲しい雰囲気にもならないので、参列する人も気軽に足を運べるのもメリットです。会費制にするケースが多いので、香典のようにいくら包めば良いかで悩まずに済むというのは、参列者側にとって利点と言えるのではないでしょうか。
身だしなみも比較的自由ですが、開催する人の意図を読み取り適した身だしなみで参加することが大切です。新たな葬儀のスタイルの一つになりつつあるからこそ、信頼できる先にサポートしてもらうことも大切です。