2020年08月29日
葬儀にもいろいろな種類がありますが、生前葬と呼ばれるものも最近行われるようになりました。生前葬とは、人がなくなる前に葬式をすると言うものをいいます。例えば、これから確実に半年以内になくなる人がいた場合、まだ生きているうちに葬式を上げておくことです。
そこまでブームになっているわけではありませんが、実はこれをすることにはそれなりの意味があるとされています。その理由の1つが、なくなってからお別れして後悔するよりも、亡くなる前に葬式の雰囲気を味わい、これからなくなる人に感謝の言葉を述べることです。
多くの人は、なくなってからあの時もっとこのようにしておけばよかった、あるいは感謝の気持ちを伝えればよかったなどと考えるはずです。そしてそれを考えて後悔することになるでしょう。しかし、なくなる前に葬式をしておけば、間違いなくその人に対する後悔は最小限に抑えることができます。
ただし、前例がそこまで多くないため生前葬を経験した人に話を聞くのが難しいこともあります。この場合には、そのような掃除を行ってくれる葬儀会社に話を聞いてみると良いかもしれません。これにより、今までわからなかったようなことが明確になることも少なくないでしょう。