2020年12月22日
生きている間にお葬式というのも不思議な話ではありますが結構行われているのが生前葬です。そもそも葬式をするときには死んでいるわけですから、訪れてきた人たちとお別れの挨拶とか最後の言葉を交わしたりとかできるわけではないので死んだ人からすればお葬式に来てくれた人はありがたいことではありますが具体的に何か話したりできるわけではないです。
そこでもういっそのこと生きている間に最後のお別れ的なことをしてしまおうというのが生前葬です。形見分けなどもその時にしてしまうことが多いです。ちょっとした食事会みたいなものであったりするわけで最後の交流というのが一応は名目にはなっていますがそこでもう付き合いを断つというわけでもないのであんまり深く考えないことです。
多少なりともに広がりを見せている行為ではありますが極端に受け入れられるものという認識もないです。こういう儀式は基本的に普通のお葬式などと違って香典的なものは取らないので、費用がかなりかさんでほとんど持ち出しになるということになりますから覚悟しておきましょう。
まずはなにより周りの理解が大事です。割りと行われるようにはなってきていますが、まだまだ認知度は決して高くないからです。