まさや直伝葬儀の費用

2018年08月10日

なぜ行うかを知っていると式の理解がしやすい

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冠婚葬祭は昔からの風習に従って行われることが多いです。今考えると不要に感じることも、始まった当初はそれなりに意味があったのでしょう。それを知るとなぜ行うかがわかります。人が亡くなると葬儀を行いますが、その前日の夕方から夜にかけてお通夜を行います。

僧侶を呼んだり、受付を準備したりとほぼ同じことを2回もしなくてはいけません。どんな理由があるかです。今も火葬に関する取り決めとして、医師の死亡確認から1日は火葬ができない決まりになっています。今は医学がある程度発達しているので、医師は比較的正確に死亡の確認ができます。

しかし昔はその確認が難しかったとされます。そこでワンクッション置くためにこの儀式が行われたとされます。ある日に人が亡くなったとき、すぐに葬儀をするのではなく一回夜を挟んで本当に亡くなったかの確認をしたとされます。

では式が終わった後にどう過ごすかですが、よく言われるのはろうそくの火の番をするとされます。一晩中誰かが起きて火を絶やさないようにします。もし亡くなった人が生き返ったらそれを確認しないといけないので、そのために一晩中誰かが起きているとの言い伝えがあります。またにぎやかにしていると亡くなった人があの世から戻ってくるのではないかとの願いも込められていたようです。