2018年11月29日
お墓などに亡くなられた方の遺骨を納めるのが納骨式であり、お葬式と同じく大切な儀式となっています。依頼方法や手順は申込先ごとで違いますので、事前に問い合わせて確かめておくと良いでしょう。納骨式は49日の法要に合わせて行う場合が多いのですが、お彼岸やお盆をはじめ、一周忌といった節目に合わせて行うケースも少なくありません。
ただしお彼岸などの繁忙期は混み合いますから、それらの日取りを希望する際は早いうちに連絡しておいた方が良いでしょう。もしも、お持ちのお墓が遺族だけで開閉できない場合、石材店へも連絡して当日に立ち会ってもらいます。
そのほか、参列者への連絡も大切です。身内だけで行う場合は電話だけでも構いませんが、49日の法要などと一緒に行う際は案内状で伝えましょう。また、遺骨は共同墓地などでも納められるため、ご家族のお墓を持っていなくても納骨できます。ただし、一旦骨壺を預けた後は遺骨の返却が困難となり、代用の灰などが渡されるだけの場合もあります。後日、本家のお墓などに移す予定がある時は気を付けてください。何れの場合も当日は埋葬許可証などが必要になるので、必須書類を予め確認しておき、忘れずに持参しましょう。